発表された当時は結構なスペックを誇っていたものの、さすがに年月が経つにつれ最新マシンと比較すると見劣りするようになってきました。 そこでちょこちょこと手を入れているうちに、ほぼ最強最速のiMacになってしまいました。 費用対効果で行くと、最新のマシンを買った方が良いような気もしますが、ここまで来てしまったものは仕方がありません。 発売当時のスペック:CPU G3 233MHz, メモリ 32MB, ハードディスク 4GB, VRAM 2MB 現在のスペック :CPU G3 500MHz, メモリ 512MB, ハードディスク 45GB, VRAM 6MB |
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まず最初に、購入時に128MBのメモリ(当時3万円ぐらいした)を追加しました。本体と一緒に予約したのですが、本体入荷の連絡を貰ったとき、メモリーをお店で入れて貰うと作業時間が必要なため、引き渡しが明くる日になると言われたので、自分で取り付けるからと、そのままメモリを貰って帰りました。 哀れiMacは、箱から出されて一度だけ起動確認された後に、メモリ増設の為、バラされてしまいました。 これで、メモリが標準の32MBから、160MBになりましたが、横で見てた友人はあきれ顔でした。 これが拡張性の無いはずのiMacが拡張されていく、そもそもの始まりでした。 |
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私のiMacは、初期型のためVRAM(ビデオRAM)が、標準では2MBしか付いて無く、最大解像度でフルカラー表示できないため、4MBのVRAMの追加をしました。これで最大搭載量の6MBになり、全ての解像度でフルカラー表示できるようになりました。 |
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メモリをたっぷり積んであるため(当時としては)、どれだけソフトを立ち上げてもメモリが足りないと言う警告を受けることがないため、インターネットに、画像処理にと大活躍していたiMacですが、そうすると内蔵の4GBのハードディスクでは足りなくなるのは時間の問題でした。 購入から3ヶ月ほどで、当時安くなりつつあったIDEのハードディスクと交換しました(増設スペースがないため、追加は出来なかった)。 10GBが3万円、13GBが3万7千円ぐらいで迷ったが、10GBで充分だろうと思いこちらにしました。 これでも標準の2.5倍になり、普通の使い方では困らないと思っていました。回転スピードも7200回転となり、起動を始め、全体的に動作が速くなりました。 余った標準の4GBのハードディスクは、外付けのケースに入れてバックアップとして使いました。 |
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この状態で1年間ほどは使っていましたが、最新のMacのクロックスピードが上がってくるにつれ、動作が遅く感じるようになりました。 そこで、CPUのアップグレードをしました。PowerLogixが出していたiForce500/200/1M搭載のカードです。これによってノーマルの2倍以上の処理スピードになりました。 カードの特殊性から、なかなか安定して動作せず、メーカーに2回返品してやっとまともに動くようになりました。 |
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これで、速度の面では満足していたのですが、Mac OS X Public Betaが発表されて、インストールしてみて、あれだけふんだんにあったはずのメモリが不足気味になってきました。 そこで、webの情報を頼りに、メモリーの増設の可能性を探ってみました。ところが、標準で付いていたメモリのスロットに入るメモリが無く、認識しないのではないかという情報ばかりでした。個人的には、規格さえ一緒であれば使えると思い、しつこく探していると、iBook用のメモリが使えそうだということを発見し、256MBのメモリを購入しました。 標準のメモリと差し替えて、384MBになりました。 |
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OS Xを使っていると、384MBでも全然足りず、結局購入時に増設した128MBを、256MBに交換しました。
なんと8000円まで値段が下がっていました。(ほんの少し前まで10万円ぐらいしてたと思う) これで、最大メモリの512MBになりました。 |
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CPU、メモリと拡張して、一段落したと思ったら、バーチャルPCというMac上で、Windowsを動かすソフトにかなりハードディスクの容量を取られるようになりました。そこで再びハードディスクの交換になりました。 以前にハードディスクを購入したときよりさらに安くなっており、45GBのものが、18000円しかしませんでした。 これを3つのパーティションに分け使用しています。 |
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